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6/28 タテタカコ ライブ


6月28日(日)にタテタカコさんによるライブが行われました。

多くの方にご来場いただき、誠にありがとうございます。


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(以下、6/24Facebookより引用)


タテさんの音楽に最初に触れたのは、是枝監督の『誰も知らない』という映画でした。社会がまだ、”そのこと”にじゅうぶんには気づいていない時期に作られた映画を、DVDで遅れて観た時に、僕自身、そのことを社会の問題として受けとめることができませんでした。

映画の中で、”彼女”や”彼”は生きてました。その姿が生々しかった。そして、彼女や彼の生に対して、自分も何かしらの関わりを持っているかもしれないということを少しだけ考えることができました。雨上がりの歩道に太陽がキラキラ輝いているストリートを歩いている時、公園で小鳥のさえずりを聞いている時、ほんのちょっと心を開けば、そうだとわかるはずの”彼女”や”彼”に僕は気づけていなかったのです。

それから10年後。宮古島の友人の店(アトリエ和毛)でたまたまタテタコさんに出会いました。それは翌日に本番を控えたリハーサルの日のことでした。ささやき、叫び、時には呻き、そして時に懇願するように。折れそうな身体から溢れてくる唄は、情感と情緒によってのみ形づくられていると言う点で超人間的でした、動物的でした。

それからさらに5年近くが過ぎました。今年4月1日の沖縄戦が”始まった日”に子どもの居場所を運営する”みんなのいえ”を設立し、子どものための居場所を始めました。準備をしている最中から、「オープニングはタテタカコさんのライブで」、と決めていました。そして、ようやく、今度の日曜日に、みんなのいえでタテタカコさんのライブを開催します。ご用意したのは慰霊の日に因んで、23席。ほとんど告知もしていないにもかかわらず、早い段階で座る人が決まりました。「どうしても」という方がいらしゃったら、こっそりお知らせください。自分の席を(23せきには入っていませんが)お譲りします。 https://www.facebook.com/events/2623494914575436/ 追記 いつもなら梅雨明けの夏の太陽が容赦なく照りつける慰霊の日は、今年、土砂降りで始まりました。交わることのできない遠い世界にいる沖縄の人たちが、沖縄の"今"を悲しんでいるのかもしれないですね。

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